仮想生中継オプション
仮想生中継とは
「仮想生中継」オプションは、あらかじめ収録してあるWebセミナー(ウェビナー)コンテンツ(動画とスライドの同期コンテンツ)を、開始日時を指定して配信するものです。
ライブチャット機能がついており、Webセミナー(ウェビナー)の配信をしながら、リアルタイムの質疑応答などができるようになっています。
仮想生中継は、新規の顧客や代理店を募集するためのセミナーなど、同じ内容のセミナーを繰り返し行いたいといったニーズに最適です。
また、もともとオンデマンド型のコンテンツとして作成しているものであるため、ライブ型の配信を一度行った後に、オンデマンド型のコンテンツとして常時見られるようにするといった使い方も可能です。
なお、仮想生中継は、あらかじめ参加者を特定した形での利用を想定しており、全参加者の入室時刻、退室時刻、資料ダウンロード時刻の記録、並びに、チャットの記録が履歴として残るようになっています。
※ご利用上の注意点
- このオプションは「ストリーミング方式」でのみご利用可能です。
- チャットの利用は、ポート制限のないネットワーク環境が前提となります。
- 1つの仮想生中継セッションの参加者数は、100名までです。
(100名を超える規模でのご利用を検討されている場合は、当社担当者までご相談ください。)
仮想生中継のメリット
■配信開始日時を設定することで集客効果を高める
配信開始日時を設定することにより、「その時間でなければ参加できない」という感覚をうみ出し、集客効果を高めることができます。(「ライブ型」配信の特徴)
■事前にWebセミナー(ウェビナー)コンテンツを作成可能
あらかじめ収録したWebセミナー(ウェビナー)を配信することができるため、本番配信時に機器の準備・調整をするといった手間もなく、あらかじめ計画したとおりの内容を配信をすることができます。(「オンデマンド型」配信の特徴)
■同じ内容のWebセミナー(ウェビナー)を日時を指定して繰り返し配信可能
同じ内容のWebセミナー(ウェビナー)を繰り返し配信する必要がある場合、一度収録したものを何度でも利用することができます。
■Webセミナー(ウェビナー)をしながらライブチャットで質疑応答
Webセミナー(ウェビナー)の配信を自動で行いつつ、ライブチャット機能を利用することができます。参加者からの質問に対して、主催者側が回答するといった使い方が可能です。
■仮想生中継したコンテンツを後からオンデマンド配信
仮想生中継で配信したコンテンツは、そのまますぐにオンデマンド配信することが可能です。仮想生中継で一定の集客を実現し、その後、オンデマンド配信で仮想生中継に参加できなかった人をカバーするといった使い方ができます。
主な機能: (1) 配信までの準備
■アップロード
〜動画とスライドの同期編集
動画ファイル・パワーポイントファイルのアップロードから同期編集までの作業は、通常のオンデマンド型のWebセミナー(ウェビナー)の作成と同じです。
■公開ページの作成
ユーザー(参加者)がアクセスするWebセミナー(ウェビナー)のページを作成します。4種類のレイアウトから、いずれかを選択して、ページデザインの大枠を決めます。
ヘッダーとフッターは、それぞれ1枚の画像を利用するか、または、HTMLの記述によって設定できるようになっています。
資料ダウンロードボタンを使用する場合は、デフォルトのボタンを使用するか、または、オリジナルの画像ファイルをアップロードして設定します。併せて資料のダウンロード先のURLを設定します。
「実寸サイズでプレビュー」ボタンをクリックすることにより、設定したページデザインを確認することができます。
■仮想生中継の予約設定
仮想生中継は、「セッション」という単位で管理します。(同じコンテンツで、複数の「セッション」を作成することが可能です。)
ここでは、「セッション名」「開始日時」「終了後のリダイレクト先URL」「Webセミナーページの公開」「参加者数」「管理者数」を設定します。
「終了後のリダイレクト先URL」は、文字通りセッションが終了した後に移動する先のURLであり、「アンケートページ」や「申込みページ」に誘導したい場合などに利用できます。
設定を「保存」すると、参加者および管理者用の「アクセスURL」がCSVファイルとして生成されます。管理者はこれをダウンロードし、メールを使って参加者に配布することになります。(例えば、参加者数を100人とした場合、100件の異なるURLが生成されます。)
主な機能: (2) 配信
■仮想生中継の配信
予約設定してある開始日時になると、Webセミナー(ウェビナー)の配信が始まります。
仮想生中継では、動画もスライドも仮想生中継専用のプレイヤーとなります。オンデマンド配信時のプレイヤーとは異なり、動画プレイヤーについては、動画の停止や早送りといったことができないものとなります。同様にスライドプレイヤーについては、任意のページへの移動ができないものとなります。
また、仮想生中継の配信中には、ライブチャット機能を利用することができます。
各参加者の発言は、管理者(主催者)にのみ送られる仕組みになっています。(参加者間のチャットはできません。)また、管理者は、参加者全員に対してメッセージを送ること、および、特定の参加者からのメッセージに対して返信をすることができます。
主な機能: (3) 配信後の参加記録の確認
■参加者の入退室時刻・資料ダウンロード時刻の確認
すべてのアクセスは、ID管理され、各参加者の入室時刻、退室時刻、資料ダウンロード時刻を記録することができます。
これにより、参加者一人一人の参加の状況・度合いなどを確認・評価することができます。
これらの記録は、コントロールパネルの画面上で確認できるとともに、CSVファイルとしてダウンロードすることも可能です。
■チャットの記録の確認
チャットでやりとりしたすべてのメッセージが「送信時刻」「送信元」「送信先」「メッセージの内容」という項目で記録されます。これらの記録は、CSVファイルとしてダウンロードすることが可能です。